本日よりFABRIC TOKYOで「ホワイトフライデー」をスタートします。
日本で流通している洋服は毎年30億着といわれ、その中で消費されている洋服は半分以下。つまり15億着分の洋服は毎年廃棄されてしまっているという現実があります。
さらに、日本中にある生地メーカーの倉庫には多くの”まだ世の中に流通していない生地在庫”が眠っているんです。
それはブランドのために提案用につくった未採用のサンプル生地や、大量生産しても行き場を無くした在庫生地。多くが工場側の事前買い取りリスクだったりする現実があるからです。
つまり見方によっては、普段、セールになっている物を購入するだけで、大量生産された無駄なものを生産する共犯者になっているという現実がそこにはあるかもしれません。
世間はセールの祭典「ブラックフライデー」ですが、このようなアパレル業界の”不都合な真実”をひた隠しにするセールの日に、FABRIC TOKYOでは異議を唱えたいと思います。
前述した通り、工場に眠っているサンプル生地を工場協力の元活用し、その商品の価格をお客さまに決めていただきます。つまり価値を決めるのはお客さまです。
そうして、ものの価値を見直すキッカケにしてくだされば幸いです。
“ホワイトな”ブラックフライデーを皆さまどうかお楽しみください。
https://fabric-tokyo.com/news/detail/white_friday
関連
コメントを投稿するにはログインしてください。