アウトプットの量はインプットの量に比例するということと、他人よりも劣っている自分の能力の補完について。

仕事の中で感じたこと
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タイトルでほぼ結論を言ってしまっているわけですが、

「アウトプットの量はインプットの量に比例するということ」

というのは、企画屋が常に意識をしておかないといけないことだと思っています。
そもそも、突如として良いアイデアがまるで神が降りてきたかのようにひらめく、なんてことはボクは絶対に無いと思っています。ふとしたときに良いアイデアが突然思いつき、スマートフォンに忘れないようにメモ、またはダッシュで家に飛んで帰りPCの前でプランを立てる、ということはありますが、そのアイデアはそれまでに行ってきたインプットが絶対にベースになっている。

そこでボクは、下記のような事を日常的に自分に課してインプットを怠らないようにしています。(一部の方々にとっては当たり前のようなリストではあるとおもうけれど。)

▼朝起きてモーニングコーヒーを飲みながら

  • Smart Newsの「TOP」「国際」「経済」を斜め読み
  • NewsPicksのTOP20を開き可能な限りすべてにコメントを残す
  • Twitterで個人的に作っているリストを3つ目を通し、気になった記事を読む or Favる

▼オフィスで昼休憩中

  • ベンチマーク企業のメルマガ拝読。キャンペーン施策等の情報が入ってきて参考になる。
  • Gunosyのデイリーメールで前日までに話題になった記事を斜め読み。合計25件。(Gunosyアプリ本体は見ない。アンインストールした)
  • Facebookフィードの流し読み。(友人・知人に優秀な起業家や投資家が多いため動向を探るため)

▼帰宅後寝るまで

  • youtubeの登録チャンネルで気になった動画を見る。TED、Ycombinatorなど。主に英語の動画に絞って英語の学習も兼ねて。
  • 週2で映画を観る。ジャンルは主にポピュラー物か、ヒューマンドラマ系。近くのTSUTAYAで借りている。月に2度はTOHO CINEMASに映画を観に行く。

▼夜就寝前にベッドで

  • 読書。主にビジネス書だけど、すべてamazonで購入している。最近本を読む体制にならないと考え事をしてしまっていつまで経っても寝れなくなってしまったため睡眠促進効果も含めて。(目標は週に5冊。これは全然達成できていないけど。。。)

 

おそらくインプットに充てている時間は最低でも1日4時間以上で、そこで得た知恵や知識は必ず仕事へのアウトプットへ活かせるように常に意識しています。

できるだけ周りの人よりも多くのインプットをしようと思っているのですが、これは紛れも無くボクには「人より頭のキレも能力も劣っている」という自覚があるから。インプットの量とアウトプットによるアクション数で圧倒するしかない。
(そういえば誰かに「森ちゃん、負けたと思ったときからがスタートラインやで。」と言われた)

ちなみに上に挙げたアクションを実行するにはそれ相応な時間の確保が必要だから、行う前後で辞めたことも多い。

■上記を実践するために辞めたこと

  • 飲み会への参加。付き合いの飲み、同窓会などは極力参加しないようにしている。(これは学生時代からもそうだけど。。。)
  • Twitterのタイムラインを読むこと(インプット、という観点では効率が悪くなってきている)
  • RSSリーダーの利用停止(Gunosyデイリーメール、twitterのリスト機能で事足りている)
  • 漫画、アニメなどの流行を追うこと(半沢直樹とか進撃の巨人の話題、ぜんぜん付いていけませんでした。。。)

などなど。

最近、会社で仲間やインターンとインプットの話になったので、自分なり整理のためにこんなエントリーを書いてみました。けっこう多くの場合、人は充分なインプットの量を確保せずにアウトプットしようとしているからクオリティの低い仕事になってしまって結果が出せなかったりするのではないかな〜と感じているわけです。
そもそもベンチャー(というかビジネス全体ですが)というのは成功の確立は実際極めて低いはずなので、「成功確率をいかに0.1%でも上げられるか」というのがけっこう肝になってくるわけですが、インプットの量を増やせば他社の成功・失敗事例などの引き出しが増えるわけだし、成功確率は上がる(かもしれない)わけです。インプットがあって初めて成功(するかもしれない)仮説が生まれ、アウトプットによりその仮説が検証される。これを出来る限り素早く行っていく。
それを俗にマーケティング界隈では「PDCAを回す」と呼んだりするわけですね。わかりきった人には何を今更、と言われそうでコワイのですが。

さてさて、今日もせっせと足りない脳みそを補完しようとインプットに励もうとおもいます。