今朝、最新マネジメントの教科書 (日経BPムック 日経ビジネス)を読んでいて、目に留まったことがあったので忘却防止のためにメモ。カルビー社長の松本氏の10の考え。
- Commitment&Accountability(約束と結果責任)
仕事はすべて約束。その結果に責任を取る。 - 人の評価はFairに
評価は「仕事を契約」と捉え、「成果を数値化」し「シンプル」に行う。 - 会社は「厳しく」「暖かく」
以前のカルビーは甘く暖かい会社であった。会社は甘くない。厳しく、暖かく。 - 現状維持是即脱落
現状に満足することは後退を意味する。 - 正しいことを正しく
迷ったら何が正しいかを議論し、正しいことを正しく行え。規則が優先ではない。 - No Meeting, No Memo
社内会議に意味は無い。そのための資料作りにはもっと意味が無い。お客はどこにいる。そこに近づけ。 - One Dollar – OUT
会社のお金を1ドルでも私用に使ったら、クビ。 - すべてのコストは顧客が負担
接待ゴルフ代、広告宣伝費、本社費・・・すべて顧客のお金で賄われている。 - 報告の3原則
(1)トラブルはすぐ報告せよ! (2)悪いことから報告せよ! (3)ウソをつくな!
問題はこの3つを原則報告を。報告したら怒るな、ほめろ。さもないと報告しなくなる。 - 業務の3原則
(1)簡素化 (2)透明化 (3)分権化
会社が弱くなるのは簡素化、透明化、分権化の逆に行った時だ。
10項目すべて参考になったわけですが、特に心に残った項目(胸が痛いなぁとかんじた項目)は、1, 2, 9, 10あたりでしょうか。
会社の成長ステージによっても見えてくる課題というのは違ってくるだろうし、定期的に見返したい内容だったため、メモでした。