ポロシャツのサイズマッチング、はじめました。

D2C(Direct-to-Consumer) マジメな話
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FABRIC TOKYO POLO SHIRTS
考えなくても着られる、今年のポロシャツ。 | FABRIC TOKYO(ファブリックトウキョウ)の公式WEBサイト

先週、久々にITスタートアップっぽいリリースを出しました。ポロシャツのサイズマッチング機能のローンチです。しかも完全受注生産。このスタイルで販売するポロシャツはおそらく世界初の取り組みではないかと思っています。

FABRIC TOKYOはデジタルデータを活かしたオーダーメイドアパレルブランドです。一度採寸してクラウド保存されたデータでお客さまのショッピング体験をより豊かなものにしていくというミッションを背負っています。
今回のポロシャツは、登録されたデータから最適なサイズをリコメンドするというサイズマッチングテクノロジーを自社で開発。協力工場は受注データを元に一点一点受注生産しています。
カラー展開は4色(白、黒、グレー、ネイビー)で、それぞれ28種類のパターンを用意。これを瞬時にサイズマッチングするテクノロジー。
関係部署の携わってくれたメンバーの血の滲むような努力が見て取れますね。。。これからがスタートですが、一旦ローンチおつかれさまでした。

さて、ここまではプレスリリースが各種メディア様に書いていただいている通りなのですが、今回本ブログで触れたいのは生地について。この生地、本当にすごいんです。
FABRIC TOKYOでは新しく商品を出したり、新規工場様と取引が開始される前にかならず代表である僕や社員たちで何度も試着を繰り返し商品企画を行っています。(弊社ではドッグフーディングと呼んでいます)
今回のポロシャツも何度も生地やパターンを作り直し生まれているのですが、実は昨年もポロシャツは出していたんです。試験的に小ロットでサイズも3展開でリリースしていました。(商品企画開始からリリースまで1ヶ月!)
ただ、昨年のポロシャツでは様々な課題がありました。お客さまや社員に使用感の声をいただいたときに多かったのが

「生地の質は良いけれど、縮んでしまって最初と比べサイズ感が変わってしまった。」
「洗濯して干したあとでもシワが寄っていて仕事だと使いにくくなってしまった。」
「タンスに入れるとホコリがついてしまう。」

このような声でした。これは僕自身も日々感じていたことでした。
今年のポロシャツはこのあたりのユーザーペインの確からしさを確認しようと、企画チームが以下の3つの方法で合計1,004名のお客さまの声を拾い上げ、商品企画をしてくれました。

・個別Webアンケート
・対面のユーザーヒアリング
・Instagramのストーリーズのクイズ形式アンケート

当初は商品名を「ユーザーボイス・ポロシャツ」と名付けようという案が出るほどお客さまの声を徹底的に活用した商品企画プロセスを実施。幾度も幾度もサンプル制作を重ね、実際の商品をリリースする1ヶ月程前から使ってみた感想です。

まず、以下をやってみたのですが、まるで新品の状態を保っているかのようで、
・ホテルのクリーニングサービス
・自宅の洗濯機で乾燥
・手洗い

洗濯乾燥機で試しに数回まわしてみましたが、ほとんど縮みません。
また、タオルなど他のものと一緒に洗ってもホコリが目立ちませんでした。取り出したあと、そのまま着れるくらいの仕上がりになりました。

また、先週出張前に急いでスーツケースに雑な状態で入れてしまったも、シワが寄らずすぐに着用できました。
あと、昨夜洗って干していたのですが、朝には乾いているほど。室内干しなのにすぐに乾いていました。出張に便利そうです。

今日も出張に来ていますがポロシャツ2着持参でとてもごきげんです。
お客さまの声を元に商品をつくったら、自分たちにとってもとても使いやすい良い商品が生まれました。数量限定ですので、ニーズがある方はぜひお手にとっていただけたらとおもいます。

考えなくても着られる、今年のポロシャツ。 | FABRIC TOKYO(ファブリックトウキョウ)の公式WEBサイト