実際に起業するにあたって、1番大変だったこと。

マジメな話 仕事の中で感じたこと
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今日はですね、もう1つレターを読んでいこうと思います。いただいたレターです。

”実際に起業するにあたって、1番大変だったことは何ですか?”

という質問を頂きました。ありがとうございます。

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1番大変だったことですよね。

よくある話が組織の悩みだったりとか、あとファイナンスだったりとか事業計画とかですね。色々あると思うんですけれども。

僕の場合は、1番大変だったのは、PMF(=プロダクトマーケットフィット)です。

人に使われて、それでその使ってくれた人がもうそのサービスにですね、熱中してくれてそれで使い続けてくれるみたいな。これを生み出すのがやっぱり相当難しいなって思いますね。

僕はFABRIC TOKYO、2014年の2月にベータ版リリースしているんですけれども、その前に7回くらいピボットしているんですね。

ちょっと恥ずかしくて今回は詳しいご紹介避けますけれど、かんたんに何をやっていたかというと、マーケティングツールを作ったり、価格比較サイトや越境ECサイトをやっていたんですけれども、どれもうまくいかずに全然流行らなかったりとか売り上げがゼロだった経験があるんで、使ってもらえるサービスを作る。商品を作るっていうのがめちゃめちゃ大変ですよね。

貧乏だった時期もすごく長いんですけど、正直お金がなくて辛いとか思ったことは一度もなくて、やはりお客様に使ってもらえる事業をつくることが一番大変だなぁと今でも思っています。FABRIC TOKYOもリリースから6年経ちましたけど、お客様にすごく必要とされてるなって感覚が持てるまで、正直3年ぐらいはかかりました。

だから立ち上げの時から順調だったわけじゃなくて、世の中にはこんな人がいて、その人が悩んでたりとか強くニーズがあることを見つけて、使ってもらえるまでサービスを磨いていくみたいなところっていうのは実はかなり苦労をしています。

おそらく起業家は誰もが通る道なのではないかなと思いますね。それに比べたら、組織の問題とか、ファイナンスの問題というのは、まあちっぽけな問題だなって思っちゃいますね。

だから使われるサービス作りっていうのが非常に大変だと思っています。

PMFについては別途ブログを書いているのでぜひ参考にしてみてください。

【PMF】スタートアップにとってプロダクトマーケットフィットとはどんな状態?D2CにとってのPMFも解説。 | MORILOG