こんにちは。FABRIC TOKYOの森です。
今日は僕が2012年に起業して2014年に紆余曲折あって、FABRIC TOKYOというD2Cのアパレルブランドをローンチして約6年間くらい経営しているという感じなんですけれど、当時起業家だった僕を経営者に変えてくれた、影響を受けた3冊の本を紹介したいと思います。
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1冊目が ピーター・ティールの”ZERO to ONE” ですね。
結構有名な本でいろいろな人がオススメする本なんですけれど、僕もこれは例外なくオススメさせてもらいます。ピーター・ティールってですね、ビジネス業界だと、もうほぼ最強の男でして。まずそもそも起業家としても、投資家としても大成功している人物です。
起業家としては PayPal を創業したっていうので非常に有名ですし、投資家としては Facebook の最初の投資家なんですよね。なので彼の長年のビジネス投資経験が1冊に凝縮された ZERO to ONE っていうこの本なんですけれども。
内容本当に素晴らしくて、僕は何度も読み返していますが、彼が言っていることを少し要約すると、賛成する人が少ない大切な真実を捉えましょうっていう話とか。あと逆張りの戦略ですね。あとは独占の戦略ですね。こういった事業戦略の本質に迫っているような内容でですね、経営者マインドがビンビンに養える必読書だと思うんで、ぜひまだ読んでいない人は読んでみてください。
さて、2冊目です。パトリック・レンシオーニさんっていう組織マネジメントのコンサルタントが書いた ”あなたのチームは、機能してますか？” という本です。
この本はすごく思い入れがあって。僕が起業してですね、FABRIC TOKYOを2014年に立ち上げて2015年くらいから組織化をしていた時に、それまで組織を率いた経験とかほとんどなくて、マネジメントとかにも興味を持っていなかった時なんですよね。自分は起業家だし、事業作るっていうのがすごく好きなんだと。だから組織とか事業を作る1つの手段だから、いい事業を作れば勝手にメンバーついてきてくれるとか思っていたんですよね。
でもそんなマインドでやってたからこそですね、組織、人数が増えてくるとですね、いろんな壁にぶち当たるわけですね。会社の社内も空気が悪くなってギスギスした雰囲気になったりとかですね。あとは全然話が噛み合わなかったりとか、人もどんどんやめちゃうみたいな時期もあったんですよね。その時にすごい悩んでいて。本屋でですね、この本を手にとってそれで読み進めたら、トンカチで頭をガーンと殴られたかのような衝撃を受けたっていうのがあって。速攻で買って、一晩で読んで、実践しようと思ったっていうですね。自分の中ではすごく思い入れがある1冊となっております。
今だにですね、ちょくちょく読み返すこともあって。友人などにも非常に勧めている本です。
それまで本当に組織のマネージメントとか全然興味がなかった自分なんですけれども、それをきっかけに、すごく興味を持って色んな書籍を読んだりとか、色んな先輩経営者の組織マネジメント論みたいなことを聞くようになって、自分も知識をつけていったっていうのがあってですね。すごくいいきっかけを頂いた1冊になります。
パトリック・レンシオーニの ”あなたのチームは、機能していますか？” という本でした。
はい。最後に3冊目です。まさかの漫画なんですが、”マネーの拳” です。
三田紀房先生（ドラゴン桜やインベスターZの著者）本なんですけれども、これ、まだ読んでいない人は絶対に読んだ方がいいと僕は思っています。
とにかく、名シーンがめちゃくちゃ多いです。その度に名言が出てきてですね。主人公の元キックボクシングの選手だったケンっていう主人公とそのメンターである超金持ちの経営者で会長っていう登場人物がいるんですけれども。その2人から出される名言がものすごい多いわけですね。そんなに長くなくて、12巻くらいで終わるので、週末とかに一気読みとかできると思います。
何か悩んだり、迷ったりした時にこれ読み返すとだいたい解決してますね。それぐらいめっちゃいい本です。僕は結構思考がシンプルなんで、こういった指針を与えてくれるような、物語とかが好きなんですよね。
名言集のURL貼っておきます。
ドラゴン桜の作者の起業漫画「マネーの拳」の発言が本質をついてる件 – NAVER まとめ
内容が、コミックなんでね、興味ない人も名言集だけでも読んでみて頂いて、興味持っていただけたらなと思っています。
主人公が起業家から経営者に変わっていく姿とか、自分に重なったりもしました。よくいい会社、いい組織を作ろうってなることがあるじゃないですか。でもですね、会社っていうのは結果が全てですし、創業者の考え方が会社のDNAになっていくっていうことがあって、それをどう創業者、トップが経営者がですね、マインドセットを持ち、どう意思決定をしていくかっていう覚悟とか腹くくりみたいなことが僕は一番学べたんじゃないかなと思っています。
3冊目は漫画です。”マネーの拳”でした。三田先生の漫画はですね、他にもすごい楽しくて勉強になる漫画が多いので、僕は結構全部読むようにしています。ぜひ読んでみてください。
1冊目がピーター・ティールの “ZERO to ONE”
2冊目がパトリック・レンシオーニの “あなたのチームは、機能していますか？”
3冊目が三田紀房先生の “マネーの拳”
がオススメという話でした。
ぜひですね、この外出自粛中にですね、起業家の方には読んでいただけたらなと思っています。参考になれば幸いです。
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