信念と行動のミライノート

マジメな話 仕事の中で感じたこと
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※本文は書き手森雄一郎がFABRIC TOKYO社内向けに書いている社内ブログ、通称「ミライノート」内容を一部抜粋して掲載しています。

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おつかれさまです。森です。

7月8日のミライノートです。

西日本を襲った豪雨で各地で大きな被害が出ていますね。FABRIC TOKYOには西日本出身者も多いので、ご家族や友人に大きな被害が出ていないことを祈っています。

ぼくの実家は被害の大きい地域の一つである岡山県ですが、実家周辺は道路冠水はしたものの、床下まで水が浸入してくることはなく、被害は全くありませんでした。(祖父母の田んぼのお米がちょっと心配ですが。。)

こういう大きな災害や事件は日々数多く起こっていて、その度に感じるのが、行動力のある人々の存在です。今回の豪雨では、地元の知り合い(カフェのオーナー)がSNSやメディアで支援物資の調達や義援金の募金活動をいち早く立ち上げていました。自分も微力ながら支援をさせてもらいました。

また、事案は違いますが、タイでサッカー少年たちが洞窟に閉じ込められてしまった事件でも、イーロン・マスクは自社からエンジニアを現地に派遣し、解決するためにタイ政府に協力するという行動に出ました。

それに対して「ビジネスの単なるPRだ」「そんなことをする前にテスラの安全性を上げてくれ」などなど批判も浴びているようですが、ぼくは想いを持って行動を率先してできる人は素晴らしいと思いますし、尊敬します。そもそも行動を起こさない人が大多数なこの世の中で、初めの行動こそが最後に世の中を動かすことに繋がっているということは歴史が証明しています。

そんな評論家みたいな冷ややかな声しか挙げられない「オッサン」にはなりたくないものです。

ふと自分のことを考えてみました。ぼくは2013年に「インターネットでサイズのデータを利用し洋服がオーダーメイドできる未来」が来ると感じ、FABRIC TOKYOの前身となるサービスを作り始めました。マンションの一室で、当時のインターンの男の子と1日20時間は仕事してました。休みも当然ありませんでした。ただ、不恰好ながらサービスはできた、リリースもされ、なんとたまたまですが新聞にも取り上げてもらえた。そうして今のFABRIC TOKYOに繋がっていくわけですが、そのときまでは良かったのかもしれませんが、最近の自分の「行動」に満足できているかと言ったら決してそうではないな、と。

会社のフェーズも変わり、関係者も増え、メディア掲載も増え、いろいろな人がいろいろなことを言います。

「それは難しい」「それは無理だ」「やめておけ」

でも、そんなネガティブな意見を全て聞いていたら、あらゆることが立ち上がらないし、なにも解決しないんだろうなと思います。新しい何かを生み出す人は、常に批判や反対意見の波に晒されます。まさに茨の道。でも、信念と行動力を持つ人間はそれを乗り越えていくのでしょう。やめてしまう理由なんか挙げ始めるとキリがありません。でも、信念と行動力を自分は持っていると思うなら、足を止めないようにしたいものですね。

そして、批判や反対意見だけを言う評論家な「オッサン」にさよならを告げましょう。

書いてて思いましたが、これってFABRIC TOKYOのバリューの一つである「Always Why, Always Run」そのものですね。アイデアに価値なし、行動して解決していかなければならない、という価値観です。

久々に書くこのノートではどんなことを書こうかなと思っていたのですが、世の中で起きている事件から、自らの日々の「行動」について考えてみました。最近の自分は本当に反省点が多いです。

(本当は「自分の考えとは違う人との付き合い方について考えてみる」みたいなこと書こうと思ったのですが、また次回以降にw)

今週も頑張っていきましょう。