カルビー社長松本晃氏の「10の考え方」

マジメな話 個人メモ 本を読んで感じたこと
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今朝、最新マネジメントの教科書 (日経BPムック 日経ビジネス)を読んでいて、目に留まったことがあったので忘却防止のためにメモ。カルビー社長の松本氏の10の考え。

  1. Commitment&Accountability(約束と結果責任)
    仕事はすべて約束。その結果に責任を取る。
  2. 人の評価はFairに
    評価は「仕事を契約」と捉え、「成果を数値化」し「シンプル」に行う。
  3. 会社は「厳しく」「暖かく」
    以前のカルビーは甘く暖かい会社であった。会社は甘くない。厳しく、暖かく。
  4. 現状維持是即脱落
    現状に満足することは後退を意味する。
  5. 正しいことを正しく
    迷ったら何が正しいかを議論し、正しいことを正しく行え。規則が優先ではない。
  6. No Meeting, No Memo
    社内会議に意味は無い。そのための資料作りにはもっと意味が無い。お客はどこにいる。そこに近づけ。
  7. One Dollar – OUT
    会社のお金を1ドルでも私用に使ったら、クビ。
  8. すべてのコストは顧客が負担
    接待ゴルフ代、広告宣伝費、本社費・・・すべて顧客のお金で賄われている。
  9. 報告の3原則
    (1)トラブルはすぐ報告せよ! (2)悪いことから報告せよ! (3)ウソをつくな!
    問題はこの3つを原則報告を。報告したら怒るな、ほめろ。さもないと報告しなくなる。
  10. 業務の3原則
    (1)簡素化 (2)透明化 (3)分権化
    会社が弱くなるのは簡素化、透明化、分権化の逆に行った時だ。

10項目すべて参考になったわけですが、特に心に残った項目(胸が痛いなぁとかんじた項目)は、1, 2, 9, 10あたりでしょうか。
会社の成長ステージによっても見えてくる課題というのは違ってくるだろうし、定期的に見返したい内容だったため、メモでした。